![]() |
そう考えると楽ですね―松下幸之助との日々 岩井 虔 PHP研究所 2006-04 |
松下幸之助に関する書籍は数多くありますが、中でもこの本ははじめて読む人向けではないかと思います。
実際に僕もそう勧められ読み始めました。
著者は岩井虔(いわい・けん)さんという方で、松下幸之助が発足したPHP研究所の取締役を務められてた方で、松下幸之助に近い人物としては比較的若手寄りの方であり、後期の松下幸之助に近しい人です。
岩井さんの松下を慕う気持ちにあふれる文で、松下幸之助という人物が目に浮かびます。実際のエピソードや問答からあらゆる名言などを引用されているのですが、その中で好きな問答。
「君、100のうち3つできたらどう思う?」
100のうち3しか成功しないのであれば、やめたほうがいいと思います。
「わしは違うなぁ。100のうち3つできたら勇気が出てくるんや。」
100の3つしか成功できなくとも、その3つにある成功要因を説けば、成功の可能性がどんどん広がるわけです。
松下幸之助が幼いころから戦後まで数々の苦労超えて、世界の松下にしたのはこのポジティブ思考です。
こうした思考や経営の神様と呼ばれた松下幸之助の言葉というのは、いわゆる経営者だけでなく、リーダーの立場である人はもちろん、そうでない現場で働く人たちすべてに何かを与えるものだと思います。
また松下幸之助は誰に対しても「感謝」を忘れない人でした。
お客様だけでなく下の立場のものに対してもその心を忘れない人でした。心から自分が感謝できれば、相手にも相応の気持ちがわき上がってくるでしょう。それが縁を強くし、支え合う関係になります。
一方では「給料を返せ」「血の小便が出るまで努力したことがあるのか」と厳しい叱咤があるエピソードもありますが、これらは己の甘さ、というのを痛感するものたちでした。
Googleブック検索で内容が読めるようなので、それらのエピソードをこちらで読んでみてはいかがでしょうか。
そう考えると楽ですね: 松下幸之助との日々 – Google ブック検索
