日本の音楽、著作権とMuxtapeのこと

巷ではMuxtapeなるものが流行っていて、こりゃ便乗せないかんと思って自分のテープを作りました。
え、でもこれって著作権侵害とかどうなの?と、ブラックなのかグレーなのか正直よくわかってません。
ここから、日本の音楽文化と海外のそれとの大きな違いが見えてきます。

ちなみにこれが僕のテープ

一応サービスの提供側としては、アーティストの許可がないと著作権侵害になるよーということみたいですけど、どう考えてもそういうのはスルーする前提で作られてるとしか思えない。

いたって僕としては賛成で、アーティスト側からすれば腹立たしいと思われるところもあると思うけど、どうも日本でお金の発生する音楽というのは閉鎖的だと感じる。

著作権とか無料だとかそういうのじゃなくて

米国の老舗インディーズレーベルのDrive-Thru RecordsなんかはYouTubeでがんがんPVを流しているわけで、一方多くのメジャーレーベルも抱えるUniversal Music GroupだってYouTubeにのせて配信している。

もちろんYoutubeだから、ユーザーがサイトやブログに貼ろうが自由。数字的な根拠もないからはっきりと言えないけど、これは立派なプロモーション。

少なくとも僕自身が、目的のアーティストのPVを見て、同レーベルに属する見知らぬアーティストを知って、そのアーティストを好きになっている。そしてCDを買う。一応アーティスト側に還元できていると思う。

一方日本は

一方日本のレーベルじゃなかなかそういうことをしない。もちろんインディーズレーベルでこうしたプロモーションをおこなっているところもあるけど、権利に縛られているのか、無料で配信することに抵抗を覚えるのか、決して多くない。

なんと下記みたいなニュースがほんの1ヶ月前の話。

YouTubeへの包括利用許諾は27日から有効。JRC管理楽曲をユーザーが演奏したり、歌ったりした映像をYouTubeにアップロードして公開することができるようになる。バンドでカバー演奏したライブの模様を撮影してYouTubeで見てもらう──といったことが可能になる。
YouTubeに初の音楽著作権包括許諾・JRC スピッツやラルクもOK – ITmedia News

やっとここかよ!という思い。
YouTubeの面白いところ、時にはウザいくらいにコピーバンドやファンによるアーティスト曲の演奏がたくさん検索に引っかかる。でもそれらの中に日本人というのはとんと見かけないわけで、単純に日本ユーザーが少ない(登録ユーザーというのは少ないとおもう)というのではない理由があるからだろうなぁ。

音楽は共有したいんです

この記事のきっかけ、Muxtapeっていうのは、好きな曲を詰めたテープを友人や好きな人にあげてつながりを深められた時代を懐古できる本当に素敵なサービス。

こういうサービスって、歌い手の人たち的にはどう思うんだろうなぁ。
かくいう自分も「音楽でメシくいたいぜー!デザイナーやりながらやるんだぜー!」とか甘いことを考えてたときには、「いかに多くの人に自分の音楽を届けるか」というのがテーマだったし、多くが同意だと思う。

JASRACがどうだとか、いろんなところで論争起きている中、正直自分はまだまだこのあたりのことを熟知していないけど、純粋にいち音楽リスナーとしての思いでした。

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